これまた怒濤の展開ですなー。今作は前作に比べると地味でインパクトに欠けていたものの、同じくらい取り返しの付かない状況になっていたのでそれが一気に表面化した感じですね。
セルゲイとアリカのやり取りが密かに格好いい。いろいろと優柔不断である意味一番のダメ人間だったセルゲイですが、今回ので盛り返した気が。ニナに対する「父親としての」愛情は想像以上に強固なものだったんですねぇ。まぁそれがニナを追い詰めているんですけど。
アリカに銃を向けたセルゲイの表情と、それを見つめ返すアリカの表情は秀逸。
トモエたちは……その、なんだ。そりゃ人間見た目だけじゃないけどね? オトメ、いやさ乙女としてはもうちょっと外見にも気を配ったほうがね?
まさか中に人が入ってるのに飛行形態に変形するとは……。骨折とかしないようにはできてるんでしょうけど。
「私は人間をやめるわアリカァーーーッ!!」それはともかく、お家芸の狂気面で小悪党っぷりをいかんなく発揮するトモエが素敵でした。裏で策略を巡らせるタイプかと思ったら実は力さえあれば自ら暴れちゃう人だったのね。
世界情勢が緊迫しきった現状でマイスターローブvsワルキューレローブという派手かつ強力な戦闘をしながら、喋ってる内容といえば学生時代のイジメについての自白。ステキすぎるぜトモエ。新型GEMなんか手に入れて悪の大物になってしてしまうのかと危惧していたけど、杞憂だったよ。
ただ本来はこういうほうが普通なんでしょうね。英才教育を受けているとはいえ、まだ学生ですし。学園に取り残されたまま不意に力だけを手に入れ、命令にさえ従っていれば欲しいものも手に入る。プライドだけが高い子供はすでに自分が「戦争」に首を突っ込んでいることを理解していないのかもしれません。
命令違反をとがめる機能まで完備しているワルキューレローブ。高性能ですなー。柔軟性がないから状況によっては困ったことになりそうな気もしますが。チエさんてばこんなもの着ちゃってこれからどうするんでしょうか。せっかくアオイが生きてたのに。
アスワドVの皆さんの強さはもうドキドキものですよ。一口にマイスターと言ってもその実力はまちまちなのでしょうが、それでもあれだけのマイスター軍団をたった五人で壊滅させてしまうとは……。これだけの力があるからこそアスワドは今まで生き延びてこられたんですねぇ。
ところでカルデアの皇帝と国中のオトメ&マスターが死んだということは、アカネ&カズくん再登場のお膳立ては完璧ということですよね? ダブルトンファーによるスレイブ撲殺祭りに期待してますよ?そして再び猛威を振るうMIYU。高次物質化能力を武器とする限り、彼女は最大のジョーカーであり続けるということですな。前作とはOS(?)が微妙に違うので同一存在とは限りませんが。どうせなら剣ではなくドリルを披露して欲しかったトコロ。
何でもできる力?を手に入れた真ゲッターニナと全能力を解放したミユの衝突は燃えますなぁ。これでまたどこかへ強制移動となるのはさすがにどうかと思いますが。
そして来ました燃やす闘魂。大方の予想どおりラスト数秒にのみ現れた最強の火雌……じゃなくて姫。次週は落ち込むアリカにアドバイスを、追ってきたトモエたちにカグツチを与えるのでしょうか? トモエに最期の引導を渡すのはシズルのような気もしますが……。
ようやく話の落とし所が見えてきましたね。
・アリカの(さしあたっての)目的は暗黒面に落ちたニナを救うこと。殺すのではなく、それ以外のやり方でマスターの危険を取り除くこと。セルゲイのことはまだしも、エルスの件がある以上はもう元通りの関係にはなれないでしょう。しかしこれは立派なオトメになるには避けて通れない道です。これを切り抜けて初めて最初の一歩を踏み出せると言ってもいいかもしれません。
・ニナは強大な、それでいて倒してしまうわけにはいかないラスボス。他のオトメたちはともかくアリカはニナを殺そうとはしないでしょうしね。ハルモニウム関連のゴタゴタが解決したら……それでもナギのオトメとして務め上げるのでしょうか? でも今回はナギが無罪放免となることは無理そうな気が……ほとぼりが冷めるまで一緒に逃亡生活? うわ、想像できねぇ。
※ハルモニウムの、そしてミユの反応で二人の出自ははっきりしたと言えそうです。
アリカはレナ・セイヤーズの娘。
ニナはヴィントブルームの王女。
もしこれが逆でミユはレナに王女を守るよう頼まれたからアリカを守っているだけだとしたら、彼女がレナの娘であるニナに何の反応も示さないのは不自然ですからね。
・マシロは相変らず出自不明のままですが、立派な女王としての自覚はすでに芽生えました。後は経験と能力が追いつくのを待つだけです。まずは混乱した世界情勢を収め、ヴィントブルーム王女の座に返り咲くのが彼女の最初の試練ですね。ナツキたちをはじめサポート役を務めてくれる人は大勢いますから大丈夫でしょうが。
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