アーティファクトの希少性

2006–10–28 (Sat) 18:45
154時間目の感想は休みます(挨拶
……いや、なんかタイミング逃してしまいましたし、千雨の電脳戦開始が主な内容だったので今回のに含めてしまおうかなぁと。

さて、そういうわけで今回は久々の考察ネタです。
ずいぶん前にちらっと書きました『従者たちの希少性のインフレ』がテーマです。
ネギ・パーティには特殊な人材が多く集まりつつあります。意図的に集められた者も多いのですが、そうではない者が仮契約を結んだ時に希少なアーティファクトを手に入れすぎてはいないか?
その辺りに突っ込んでみたいと思います。まずは従者たちのアーティファクトを大きく2つに分けてみましょう。

 ☆レア
ハマノツルギ(明日菜)
コチノヒオウギ&ハエノスエヒロ(木乃香)
いどのえにっき(のどか)
世界図絵(夕映)

 ☆マニアック
匕首・十六串呂(刹那)
落書帝国(ハルナ)
電子の王(正式名称がわからないのでこう仮称する)(千雨)

……うん、大雑把。


レアとは文字どおり希少なアーティファクトのことです。

ハマノツルギいどのえにっきのレアリティは作中で明言されていますね。
ちなみに夕映のセリフより
「(魔法無効化能力者は)今現在、魔法界でも片手で数えられる程しかいない」=『現在でも数人は存在する』
と、いうことがわかっています。非常にレアな存在ではあれど、オンリーワンではないのですね。

コチノヒオウギ&ハエノスエヒロはシンプルなくせにやたら強力なのでレアものなのではないか、という単純な判断。

世界図絵は「深度Aの機密情報にアクセスできる」という点から推測しました。もし世界図絵の持ち主が大勢いるなら、機密レベルそのものを引き上げないと情報管理のセキュリティに問題が生じますから。


マニアックには手に入れるにも使用するにも専門的な技能が要求されるものを分類してみました。

匕首・十六串呂は言うまでもありませんね。魔法剣士以外は手に入れることすらないでしょう。ザジならジャグリングの道具として使いこなしてくれそうですが

落書帝国はまさにマニアックの一言につきるアーティファクトです。
画力、想像力、筆の速さ、指揮官技能と実に数多くの資質が必要となります。まぁ前者2つは持っていなければ落書帝国自体与えられないでしょうけど……。
筆の速さは描き溜めができることが判明したので無くても基本使用には影響ありませんが、状況によっては必要になります。指揮官としての資質は大量のゴーレムを同時に使役するために要求されます。この辺は単行本で指摘されていましたね。
そういう意味ではハルナはまだ落書帝国の真価を発揮できていないのかもしれません。

電子の王(仮称)はようやくその力の片鱗を見せ始めたといった程度ですが……しかし、その特性は見えた気がします。
防御結界プログラムなどのオプションも充実しているようですが、このアーティファクトの最大の特徴は「一度に扱えるデータ容量の大きさ&処理速度の速さ」にあると思われます。
使用者以外の人間を複数、同時に電脳空間に引き込んだうえに武装化も可能、しかもその同行者の出した命令をもリアルタイムで実行することができる(今回の例で言えばいいんちょとまき絵がビブリオンの必殺技を使用)。
つまり電子の王(仮称)とは、仲間を「自由意志で行動するサブユニット」として使役することで自由度の高い、多面的な電脳戦を行えるという特性を持ったアーティファクトなのです。
電脳戦となるとどうしても専門知識を持った者どうしの狭い戦場になりがちですが、電子の王(仮称)ならばその前提自体をひっくり返すことができてしまうわけです。

……逆に言えば、電脳空間で有効に戦える仲間がいないor少ない場合や、使用者のプログラミング能力、発送の柔軟性しだいでその戦力は大きく増減することになります。
一週間後の世界でいまだに超の残した情報を削除できずにいたのは電子の王(仮称)の使い手がいなかったからか、使いこなしている従者がいなかったのかのどちらかといったところでしょうか(仮契約したばかりの素人にも及ばない従者ってのもどうかと思いますが……)。

ああ、ハマノツルギといどのえにっきはマニアックに含めることもできそうですね。


ついでに、使いこなすために必要とされる技量の大きさ、という観点から分類するとこうなります。

 ●使い手の技量に大きく左右される
ハマノツルギ、匕首・十六串呂、落書帝国、電子の王(仮称)

 ●技量とはそれほど関係ない
コチノヒオウギ&ハエノスエヒロ、いどのえにっき、世界図絵

世界図絵はちょっと微妙かも?



なんだか当初のテーマからずいぶん離れてしまいました。戻しましょう。

マニアックな、専門的な、という意味も含めれば、ネギ・パーティにはかなりレアなものが揃っていることは間違いないと言ってよさそうです。
ただ、そもそもアーティファクトというもの自体がやたら専門的に細分化されている可能性もあります。
クウネルことアルビレオの「イノチノシヘン」なんてマニアックと呼ぶことすらおこがましいくらい趣味に走ってますし。

……しかしその一方で、愛衣の「オソウジダイスキ」のように魔法騎士団の制式装備となっている(あるいはそれと同一の)ものもあったりするので、アーティファクトはその種類自体が膨大なものになると考えてよさそうです。
そんな中でこれだけ専門的なものが揃っているネギ・パーティ。やはり偏りがあることは否めません。
1人くらいはジムとかネモみたいな一般的なアーティファクトで頑張ってみてもいいのではないでしょうか?


ただし、明日菜・木乃香・刹那の3人は冒頭にも書いた「意図的に集められた特殊な人材」なので、それをふまえれば……
……あんまり変わりませんね。



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