138時間目です。まさに文字どおりの超展開ですなぁ。
すっ飛ばしすぎてこの先が楽しみやら不安やら。
今回は突っ込みどころが多いので、感想ではなく考察を中心に書いてみたいと思います。
アキラ可愛いよアキラ
超展開に紛れて印象薄くなってるところがまたアキラらしいよアキラ
……それはともかく。
とりあえず判明したこととしては「超はネギが魔法使いだということを示す“映像”を公開した」、「三日目には映画の撮影かと思ってしまうような何かが起こった」といったところです。
まぁ映像については武道大会の動画のことを言ってるだけかもしれませんが……それでは読者的に紛らわしいので違うだろうとは思います。
しかし何より気になるところは何と言っても「本当に未来に飛ばされたのか?」という点ですね。ここから突っ込んでみましょう。
別荘を出た時点で仮想世界に捕らわれた、という可能性もありえます。(なにしろ超は3-Aの出し物(お化け屋敷)にすらあんなオーバーテクノロジーを提供するくらいですからねぇ)
結論から言ってしまうと、私は今のところこちらの説だと思っています。
クラスメートも含めた全員への魔法バレ、なんてのは作者からすれば最終手段もいいところですし、そういう作り手の都合をさっ引いても怪しい部分が多々あるからです。
●未来に飛ばされたとする証拠
・カシオペアの反応
エヴァの別荘を出る際、カシオペアが激しく放電しています。これだけでも時間移動が行われたとするには十分な証拠と言えるでしょう。
世界樹の力を利用すれば一週間(魔法使い7人)分の魔力くらい軽く調達できるハズですし。
●仮想世界などによるフェイクだとする証拠
・エヴァを思いっきり巻き込んでる
これはかなりマズいです。学園祭そのものは見飽きているからいいとしても、超一味とネギ軍団、および魔法先生たちの対決を見せずにすっ飛ばさせてしまったわけですから。
せっかく手を出さず高みの見物静観すると言ってくれたのに、これでは無意味です。エヴァがネギの味方につくようにわざわざ誘導してしまったようなものですからね。(それが狙いだとすれば話は別ですが……)
超自身は未来に帰った後だからいいとしても、残されたハカセらは見殺しも同然です。それに茶々丸がマスターの不利益になるようなことを見過ごすとも思えませんし。
そして関連してもう一つ……
・カシオペアは『登校地獄』の呪いをごまかせるのか?
……これが大きな問題です。呪いをかけられたエヴァは正当な理由がない限り登校せずにはいられないようですが、時間移動による一週間の欠席はどう見ても正当な理由とは言えません。
いくら世界樹の魔力を用いたからといって「ナギが力任せにかけた呪い」を一週間も騙せるとは考えにくいものがあります。
(もし学園祭三日目の大発光世界樹にそこまでの力があった場合、エヴァはその魔力で呪いを解除できないかと考えて一週間前に戻ろうとするでしょう。結局エヴァに手を貸させる結果になってしまうわけです)
エヴァやネギたちの体感時間では一週間も過ぎたりはしていないので、呪いの精霊も干渉しなかったのでは……という考え方もあるかもしれませんが、これはありえません。
もし呪いの精霊がエヴァの主観で登校時間を判断しているのなら、別荘の中で24時間過ごすこと自体不可能になってしまいますからね。
一応「カシオペアを持って別荘の外に出た者に対してのみ仕掛けが発動するようにしたのではないか?」という言い訳はできますが……これは「ネギが別荘から出る時、エヴァは絶対に同行していない」という確信がなければ成立しない説ですし。
・朝倉とさよが何もしていないっぽい
これは個人的な予想と期待を多分に含んでいます(笑)
まず重要なポイントは、魔法の公表は朝倉にとって大きなマイナスになるということです。
超が朝倉をスカウトする際に提示した報酬は「世界樹に関する情報」でした。しかし、これは魔法の存在が秘匿されていてこそ価値を持つ情報です。
「常識では考えられないこの巨大樹の正体はなんと! 魔法の木でしたー!」なんて言っても何の驚きもありません。
「あー、やっぱりそうなんだ」とか「(´_>`)フーン」とか言われるのがオチでしょう。
せっかく得た報酬がすぐ無価値になってはたまったもんじゃありません。それにカモとの契約(ネギの秘密を守る代わりに独占取材させてもらう)も無意味になってしまいますしね。
新たな報酬代わりに超の代弁者として「魔法の存在を公表するジャーナリスト役」を与えられる可能性も考えられますが……これも無いでしょう。
これでは朝倉の言うところの「利用されるだけの私」ですからね。自分の力でジャーナリストデビューしたとは言えません。
よって、三日目に超が動いた時には朝倉とさよはそれを防ぐべく動いたハズです。
朝倉はエヴァの別荘の存在を知っています。ネギパーティが全員揃って行方をくらませているとなれば、必ずエヴァの別荘へと向かったハズ。まぁ時間移動が現実だとした場合、この時点でネギたちはすでに一週間後に跳んでいるので、会えたとしてもエヴァだけでしょうが……。
そして別荘に入れたにせよ超の仕掛けのせいで入れなかったにせよ、次に朝倉はタカミチに連絡をとるハズです。
タカミチが魔法先生だということはさよが覗き見た会議のおかげで判明済みですし、元担任なので連絡先は当然押さえてあるでしょう。他の魔法先生とは面識が薄いので、朝倉が頼れるのは彼だけです。
※ちなみに小太郎は戦力にはなっても魔法関係の問題解決にはまるで向いていないので、今の状況では頼りになりません(……そもそも携帯持ってましたっけ?)
そして朝倉は知らないことでしょうが、タカミチもエヴァの別荘のことをよく知っています。ミニチュアのところまで来れば、何らかの仕掛けがされていることは見抜けるでしょう。……まぁそうでなくてもご丁寧に手紙が置いてあるのだから一発でわかりますがw
もし朝倉とさよが接触してこなかったとしても、いずれタカミチは自分でエヴァの別荘に向かうことでしょうし。いずれにせよタカミチは遅かれ早かれ超の仕掛けに気付いていなければおかしいのです。
カシオペアの反応は仮想空間の中では時間の流れが速められているから、とかその辺ではないでしょうか。
ネギたちが三日目の終了前に自力で脱出してくる可能性は超も考えているでしょうから、ネギたちの周辺の時間を速めておくことで「脱出はしたものの、その時にはもう事が終わっていた」という展開にしておくための仕掛けです。
……まぁこの辺はさすがに考えすぎな気もしますけどね。
長くなりましたが、要するに「超の手によってネギたちの身に何かが起こっていたことは魔法先生たちも把握しているハズ」ということです。
ならば「ガンドルフィーニのあの反応はおかしい」。
よって「これは現実の出来事ではない」というのが私の推論です。私はネギま世界では歴史は変えられない説の支持者ですので、こうでないと困りますしw
それに今このタイミングでいろいろと有名な子供先生のネギをオコジョなんかにしたら、騒動の火に油を注ぐだけです。ペナルティを与えるにしても、まずは事情聴取からがスジというものでしょう。
……まぁ大きなことを言って超を預かったのにまんまとハメられた時点で責任重大なのも事実ですけどね。仮想空間を突破するなり過去に戻るなりして三日目に舞い戻って、きっちり超を止めてみせないと教師としても魔法使いとしても失格です。
あと細かいツッコミとしては超の残していったメッセージカードですかねぇ。
あれは以前ネギがネカネに送ったのと同じもののようです。ネギが入手できるのだから魔法界に行かなくても買えるものではあるようですが……魔法使いのいない超一味がどうやってあれを購入したんでしょうか? 龍宮のコネ? 傭兵にお使いさせるってのもどうかと思いますがw
操作するぶんには魔法必要ないっぽい感じもするので、そっちは特に気にしてないんですけどね。
***追記***
私としたことが時間移動に気を取られて大切なことを書き忘れていました。
さよです。
うすらとんかちのネギ坊主め、さよとの学祭回りの約束をすっかり忘れていやがりました。
……ただ、私はこれも「不自然な点」の一つだと思います。学祭前にはきっちりメモまで取って生徒とのスケジュールを管理していたネギが、器用にさよとの約束“だけ”を忘れているのですから。
ネギが覚えていた約束――つまり夏美の演劇、ザジのサーカス、双子のさんぽ部はいずれも超一味どころか魔法との関係すらないものばかりです。……まぁザジはどうだか知れたもんじゃありませんが……。
しかしさよだけはそうもいきません。存在自体が不自然の塊みたいなもんですからね。
つまり。ネギが認識阻害の要領で「現状の不自然さから意識を逸らさせられている」とすれば、そこにさよの存在が引っ掛かった可能性があるのです。
仮想世界に閉じこめたのであれば、どんな高度なシミュレータであってもどこかに必ず不自然さが生まれます。どれだけ発達しようが機械は機械ですから。
ガンドルフィーニの反応からしてすでにいささか不自然なものでしたので、ネギが冷静ならいずれはそこに気付くでしょう。もしネギが駄目でも千雨や夕映なら必ずそこに考え至るハズです。
(特に千雨はネギと仮契約することで電脳空間を突破する能力を得、めでたくパーティの仲間入り……という展開に持ち込めそうですし)
しかしそれでは超が困る。そこで意識誘導が出てくるわけです。
似たような例としては上遠野浩平の「紫骸城事件」あたりですかね。
これで本気で「忘れてましたー」とか言ったらケツにネギおしりペンペンどころじゃ済まさねェ。
ま、今回はあくまでも三日目の導入なので予想にも限界があります。
これからこのトンデモ展開がどう進行していくのかを楽しみに待つことにしましょう。
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