ついに完結です。局側の都合とは言え、二話連続放送は正解でしたね。テンション上がる上がる。
ではまず25話からいってみましょう。
スズシロから発進するオトメたち。カタパルトから撃ち出されなかったのがささやかな不満です(笑)
迎撃するのもまたマイスターオトメ。チエもローブの呪い(?)に逆らえず攻撃を仕掛けてきました。実は軍属だったようですが、これは元々そうだったわけではなくアルタイの一件が発生したことによる臨時任官なのでしょうね。最初から軍に入るつもりではいて、それをユキノたちも知っていたからこそいきなりスパイを命ぜられてもやり通せたと考えたほうが自然ですし。
学園長はバイクに乗っているとヘタレない。これを発見者の名を取ってデュランの法則と呼びます。
嘘です。
でも一連の逆襲の中で一番目立っていたのはミスマリアでしたねぇ。非マテリアライズ時が弱点である以上、生身でも強いのはオトメのたしなみなのでしょうが……それにしても凄い。単に強いだけではなく優雅さと大人の余裕に溢れています。シズルの強さが粗雑に見えるほどでした。
あとババァも老婆もあまり変わらないと思います、ユカリコ先生!
一方、オトメを欠き戦力不足となった連合軍を狙うスレイブの砲撃を食い止めたのは巳六……ではなく「黒い谷」。
いやぁ、まさか谷ごと現れるとは思ってもみませんでした。移動要塞みたいなもんですよコレ。そこから発進するアリカの格好いいこと。
そしてようやく下界に降りてきた舞衣とくっついてきた命。ついにその力を発揮する!
OPの使い回しで! ……うん、扱いヒドい。しかしこの後たった一人で軍隊を丸ごと壊滅させてしまうあたりはさすがです(相手の数が多いので命はそれほど活躍していないと思われます)。かすり傷どころか汚れすらついておらず、なおかつ息一つ乱していませんからね。
※なぜ舞衣は今までずっと出てこなかったのに今回は戻ってきたのか。これはメリットとデメリットが釣り合ったためでしょう。
一国の王女が突如失踪し、あることないこと囁かれるようになってしまった以上は国に戻ることでいらぬ騒ぎが起こるのは明白です。「黒い谷にいた」なんて言っても誰も信用しないでしょうしね。それに巧海のそばには晶や伊織という頼れる忠臣がいるのですから、わざわざ騒動の火種を持ち込んでまで帰るメリットはありません。
しかし今回の一件ではジパングも含めた世界の危機です。命も「影」が倒されハルモニウムが起動したことで動く気になりました。つまり隠遁し続けるメリットよりも帰還するメリットのほうが大きくなったわけです。
ミユは水中深く沈んだ風華学園(?)の廃虚へ。これが前作の風華学園なのか、それとも同じ構造をしたいわばパラレル的なものなのかは相変らず不明です。
ついに見せ場が来たナツキ。
デュランの背中から引っぺがしてきた大砲でシルバーカートリッジを撃ちました。冷凍属性は失ったようですが、その代わりにとんでもない出力になっています。なるほどマテリアライズしない理由には
「学園長としての立場」の他にも
「火力が大きすぎて市街地では撃てない」というものがあったんですね。スレイブを退治するためにスレイブが出した数に倍する犠牲者を出しかねない威力です。
まぁきっちり失敗してくれるあたり、さすがナツキといった感じですが。イイヨイイヨー
主人公特権でおいしいところを持っていくアリカ。小悪党特権でいい笑顔を浮かべるトモエ。味方についたオトメにまでわざわざケンカを売る姿はさすがとしか。
しかしここで一番目立ったのはやはりシホでしょう。空気読んでないとも言いますが。
まきまきでコントロールを脱するというのは一見……というかどう見てもギャグですが、実はちゃんと筋が通っていたりします。
いつぞやのニナが触手プレイされた回で、シホはまきまきすることでゼリーアンギルを操りました。そう、明らかに
まきまきは何らかの電波を発信しているのです。ちょうどこの時ナギたちが妨害電波でオトメたちのマテリアライズを解除したのと同じことをやったわけです。
真祖様のフリーズ現象やこの後アリカとマシロが手を繋ぐ(つまり無線接続ではなく有線接続を行った)ことで認証を回復したのを見てもわかりますが、実はGEMのシステムに共通する弱点は妨害電波だったんですね。
誰かもっと早く気付けミドリちゃんたちアスワド4の乱入も熱い。REMのタイムカウントが∞になっていたのはヨーコ先生の力によるものなのでしょう。ガルデローベの所有する科学力がどれだけ大きな存在なのかがよく現れています。
全体を通して見ると、ミドリちゃんが一番スターシステムっぽい感じでしたね。デザインと自分の正義を貫く激しい気性はそのままですが性格は最後まで頭領のままでした。しっかしまぁ愕天王はまたえらくシンプルなデザインになられて……。
最後まで小悪党であり続けたトモエもここに来てついに撃墜。イマイチやる気の窺えないナギたちのぶんまで一生懸命悪役やっていましたが、さすがにラスボスにはなれませんでした。
その代わりと言っては何ですが、
ドロンボー一家的な属性がすっかり身に付いたようです。
そう、たとえ悪役でも
ギャグキャラは死なないのです。
あれだけ高いところから墜落しても大丈夫! いやぁ、継続は力なりとはよく言ったものですね! ……英才教育の果てがこれではマルグリット家の将来が心配です。
最後のアリカとレナの別れは実にいい。脚本・演出の底力が遺憾なく発揮されていました。声の無い最後の一言などは王道の演出ですが、正しく使えばその破壊力はこのとおり凄まじいものに。
2chのキャラスレを読んで知ったのですが、アリカはあの部屋に突入する前と後には「お母さん」と言っているのに部屋の中では一度も「お母さん」と言っていないのですね。こういう細かいところにまで気を使っているということは、それだけこのシーンを重視し力を注いでいたのでしょう。
アリカの心中を察し、涙を流しながら破壊命令を出すマシロ。今までで一番マシロの成長が現れていたシーンです。他人の気持ちを理解し、自分が罪を背負うことで相手を楽にしようとする。まさに王の為すべき行い。全ての民のためにこれができるようになれば、血筋などに頼らずとも素晴らしい王となれるのは間違いないでしょう。
真・蒼天のローブは……悪くはないのですが、あまりアリカらしくないようなw 髪型まで変わってしまったせいかもしれませんがね。
そして最後は最大の難関にして最終目標、ジャイアントニナの出現でヒキです。とことん盛り上げるなー。
web拍手