第26話 Dream☆Wing 〜夢の在処〜

2006–04–02 (Sun) 08:17
ついに最終回。一言で表すなら、予想を裏切らずさらに上回ってみせた最終話でした。


やっぱりヤッていなかったセルゲイ。ま、あそこで手を出しちゃってたらダメですよねぇ。
五柱(のうちの四人)が一斉にマテリアライズしタイトルとともに立ち並ぶ様は圧巻。……でも変身シーンを省略したのはいただけません。OVAではちゃんと描いていただきたい!

ミユの起動させた最終システム。それは乙-HiMEにかけられたリミッターを解除するものでした。無茶なものを作っていたもんだ……。これによりオリジナルのHiMEになった(?)とのことですが、水晶の媛である命とミユが普通に仲良くしておりこのシステムに対しても何も言わなかったところを見ると、別に敵対するようなモノではなかったようですね。少なくとも乙世界のHiMEとシアーズはうまいことやっていたようです。
あ、良かったね黒曜。アリカに料理されておしまいじゃなくて(笑)

アクシズ落としを阻止しにかかるオトメ軍団。うん、サンライズだ。コーラルも普通に飛んでいましたが、全リミッターが解除された以上は当然でしょう。基本的にはコーラルGEMもパールGEMも同じもののようですから。
コーラルとパールという区別をつけているのはガルデローベです。あくまで制度上のものであり、GEMそのもので区別されているわけではありません(異なる個性を持つマイスターGEMはもはや製造不能になっていることからもそれがわかります)。よって飛行能力の有無は学園側による後付けの制限だと考えられるわけです。

背中を預けあって戦うハルカとシズルの絵は格好いいですねぇ。前作ではありえなかっただけになおさらです。ユキノのツッコミももはや特殊能力の域に達しています。唯一の個性ですからまぁいいでしょう。というかこの口癖はおろか全く喋れなかったサラ……
ナオの戦いっぷりは地味でしたねぇ……。可哀想にスパイダーマンっぽさのカケラもありません。初登場時はものすごいデザインだと驚いたものですが、フタを開けてみればシホのほうがよっぽど凄まじいローブ着てました。
……これ絶対オトメの個性で変化してますよね? そうでないと場合によっちゃアカネやロザリーがこれ着ていたことに……。

そのアカネですが、なんとマーヤとのコンビで登場。
ネコミミですとーーーーー!!?
まさかここに来て前作漫画版からの逆輸入とは……! しかもなんですかあの寄せて寄せて上げずにとにかく寄せてるローブは。ただでさえけしからんサイズのおっぱいがさらにとんでもないことになってます。これデザイン・開発した地球時代の技師は何を考えてたんだ。いいぞもっとやれ
以前書いたネタが本当に来た時は夜中なのに盛大に吹きました。ほぼそのまんまとは……。この後のミスマリアもそうですが、本当に予想を裏切らず上回ってくる作品です。
動きまで猫っぽくなってるアカネと実はからかい好き(?)なマーヤのコンビが素敵すぎてねェ。エレメントもまだ披露されていないことですし、OVAではもっともっと見せていただきたいトコロです。
カズくんは戦後「お互い心情的にはOKなのに立場上NGなアカネ」と「わかった上でからかってくるマーヤ」の間で悶々とした日々を送るのでしょうな。どちらもやたらとスタイルがいいのでまさに生殺し。超見てぇ。

そしてインパクトでは間違いなく作品中最大を誇るミスマリアのマテリアライズ。
天秤座の黄金聖闘士ネタはあちこちで目にしていましたが、まさか本気で若返るとは……。空気読みすぎです。しかしベタなだけで終わりはせず、若さよりも理想的に年をとってきたことのほうを大事にするというナイスミドルっぷり。いやもうただ惚れるばかりです。
舞衣やナツキが驚いていて真っ先に目撃したユカリコはそれほど驚いていないところを見ると、相当レアなことではあれども一応在学中にも何度かマテリアライズしていたようですね。

最終決戦はやはりアリカとニナの一騎討ち。宇宙にまですっ飛んでいくハッタリ感がたまりませぬ。
現実を知った上で改めて夢を追うアリカと、同じく全てを知った上でセルゲイのためだけに戦うニナ。なるほど言葉ではなくぶつかり合うしか無い……わけではないです。要はヴィントの技術でセルゲイを治療できればいいんですからね。それでもニナ自身が納得するまでは止まれませんけど。
そしてもはや伝統(?)の急に出てくるラスボス……って一期のOPに出てた影だコレーーー!?
てっきり漆黒ローブの初期デザインかと思っていたらここで出てきました。急な出現というわけではなかったのね(笑)
とってもスクライドなノリのまま最後はアカツキの大太刀で撃破。刺したと見せかけて脇を抜けているのもお約束(まぁ今回は剣のほうを砕いていたようですが)。そしてサイボーグ戦士よろしく大気圏突入。うん、いい感じにトんでますな。


そしてエピローグへ。ヴィントブルームの改革は順調に進んでいるようで、アスワドの民も無事受け入れられたようです。マシロとアオイの再会が描かれなかったのは残念ですが、この流れでは仕方ありませんね。
馬鹿でかいヒマワリを運んでくるアリカ。色が……蒼とピンクが混じってウルトラ怪獣みたいになってる……。これが「アリカの蒼天の青玉」なのか、それともフルパワーが出ていないことの現れなのかは不明です。
大気圏に突っ込んだアリカとニナが無事だった理由は真白なる金剛石にあるのではないか、と私は思っています。ナギの指輪のマイスターGEMが白くなっていましたし、ハルモニウムが破壊され絶望から解き放たれたフミさんが助けてくれたのではないでしょうか?

マシロがこの期に及んであのひまわりオブジェを作ったのは公共事業を増やすという名目なのでしょうね。大臣と企業の癒着さえなければ雇用の増加に繋がりますし。
あとはあのデザインに突っ込める人物がいないことがヴィントに残った不安要素の一つです。

「黒い谷」で強制労働を課せられたシュバルツの皆さん。聖地で働けるのなら本望でしょうな(笑)
ナギもここで服役していました。主犯がなぜのうのうと生きているんだ? と不満を抱く人もいるでしょうが、死刑にするのは簡単ですからねぇ。殺して楽にしてしまうより、死ぬまで猫神様にこき使われるほうがよっぽど重い罰だと思います。
万が一舞衣と命の監視を突破して脱走できたとしても、ナギたちにはもう行くアテがありません。強いて言えばシュバルツの頭領(黒い手紙に書かれている指示を出している人物)が健在ですが、仮にナギがその居場所を掴んでいたとしてもシュバルツ側にはナギをかばう義理はありません。むしろ頭領にしてみれば邪魔者なので消そうとするでしょう。何かシュバルツに自分を売り込むネタを隠し持っていない限り、ナギに明るい未来はなさそうです。ぶっちゃけ死んでいたほうがまだマシだったでしょうな。

死んだほうがマシ、と言えばニナとセルゲイ。これまた「なんでのうのうと生きてるんだ」という意見を持った人も多そうです。
ですがこの二人の場合、死んでいたほうが「楽」ではあったでしょう。
失うものは何もない、と歌われていたニナですが、自分とセルゲイの命だけは残りました。その代わり彼女は「過去」という枷を背負って生きるハメになったのです。エルスをはじめ自分が多くの人々を殺めてきた罪を、セルゲイがニナのために犯してきた罪とニナのために傷ついたことを、そして親子として生きてきた記憶を、全て一人で抱えて生きていかなくてはならないのです。
唯一それを分かち合えるセルゲイは記憶を失い、取り戻したら取り戻したで彼も罪の記憶に苦しむことになるうえに元の親子関係に逆戻り。ニナにとってそれは何より恐ろしいことであり、もしこれから二人で幸せに生きていけるようになったとしても常に恐怖として残り続けるのです。間違いなくこれが理由で何度もケンカする羽目になるでしょうな。
記憶を失ったセルゲイはいずれ必ず自分の過去を探し始めるでしょう。それもまたニナにとっては恐ろしい現実ですが、誰にも助けてはもらえませんし助けてもらうわけにはいかない事。自分で乗り越えなくてはならない、当然の報いなのです。
ニナとセルゲイはやり直すチャンスは手に入れました。しかしずっと幸せでいられる可能性は非常に低い。
ニナが新たにペンダントの中に収めたのはアリカとエルスと三人で撮った写真。
これは三人の友情の記憶であり、セルゲイ・ウォンとの過去はもう戻らないという証であり、エルスを自らの手で殺めたという二度と消えない罪の証なのです。



総論としては実にいい作品でした。不満がないと言えば嘘になりますが……どう考えてもペース配分間違えてましたしね。
しかし続きがあるなら大歓迎です。むしろ是非ともやっていただきたい。とりあえずOVAの制作は決定しているようですが、それに留まらずどんどん作り続けて欲しいと思います。

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第25話 蒼天の乙女

2006–04–02 (Sun) 08:14
ついに完結です。局側の都合とは言え、二話連続放送は正解でしたね。テンション上がる上がる。
ではまず25話からいってみましょう。


スズシロから発進するオトメたち。カタパルトから撃ち出されなかったのがささやかな不満です(笑)
迎撃するのもまたマイスターオトメ。チエもローブの呪い(?)に逆らえず攻撃を仕掛けてきました。実は軍属だったようですが、これは元々そうだったわけではなくアルタイの一件が発生したことによる臨時任官なのでしょうね。最初から軍に入るつもりではいて、それをユキノたちも知っていたからこそいきなりスパイを命ぜられてもやり通せたと考えたほうが自然ですし。

学園長はバイクに乗っているとヘタレない。これを発見者の名を取ってデュランの法則と呼びます。
嘘です。
でも一連の逆襲の中で一番目立っていたのはミスマリアでしたねぇ。非マテリアライズ時が弱点である以上、生身でも強いのはオトメのたしなみなのでしょうが……それにしても凄い。単に強いだけではなく優雅さと大人の余裕に溢れています。シズルの強さが粗雑に見えるほどでした。
あとババァも老婆もあまり変わらないと思います、ユカリコ先生!


一方、オトメを欠き戦力不足となった連合軍を狙うスレイブの砲撃を食い止めたのは巳六……ではなく「黒い谷」。
いやぁ、まさか谷ごと現れるとは思ってもみませんでした。移動要塞みたいなもんですよコレ。そこから発進するアリカの格好いいこと。
そしてようやく下界に降りてきた舞衣とくっついてきた命。ついにその力を発揮する!
OPの使い回しで! ……うん、扱いヒドい。しかしこの後たった一人で軍隊を丸ごと壊滅させてしまうあたりはさすがです(相手の数が多いので命はそれほど活躍していないと思われます)。かすり傷どころか汚れすらついておらず、なおかつ息一つ乱していませんからね。

※なぜ舞衣は今までずっと出てこなかったのに今回は戻ってきたのか。これはメリットとデメリットが釣り合ったためでしょう。
 一国の王女が突如失踪し、あることないこと囁かれるようになってしまった以上は国に戻ることでいらぬ騒ぎが起こるのは明白です。「黒い谷にいた」なんて言っても誰も信用しないでしょうしね。それに巧海のそばには晶や伊織という頼れる忠臣がいるのですから、わざわざ騒動の火種を持ち込んでまで帰るメリットはありません。
 しかし今回の一件ではジパングも含めた世界の危機です。命も「影」が倒されハルモニウムが起動したことで動く気になりました。つまり隠遁し続けるメリットよりも帰還するメリットのほうが大きくなったわけです。


ミユは水中深く沈んだ風華学園(?)の廃虚へ。これが前作の風華学園なのか、それとも同じ構造をしたいわばパラレル的なものなのかは相変らず不明です。

ついに見せ場が来たナツキ。デュランの背中から引っぺがしてきた大砲でシルバーカートリッジを撃ちました。冷凍属性は失ったようですが、その代わりにとんでもない出力になっています。なるほどマテリアライズしない理由には「学園長としての立場」の他にも「火力が大きすぎて市街地では撃てない」というものがあったんですね。スレイブを退治するためにスレイブが出した数に倍する犠牲者を出しかねない威力です。
まぁきっちり失敗してくれるあたり、さすがナツキといった感じですが。イイヨイイヨー

主人公特権でおいしいところを持っていくアリカ。小悪党特権でいい笑顔を浮かべるトモエ。味方についたオトメにまでわざわざケンカを売る姿はさすがとしか。
しかしここで一番目立ったのはやはりシホでしょう。空気読んでないとも言いますが。
まきまきでコントロールを脱するというのは一見……というかどう見てもギャグですが、実はちゃんと筋が通っていたりします。
いつぞやのニナが触手プレイされた回で、シホはまきまきすることでゼリーアンギルを操りました。そう、明らかにまきまきは何らかの電波を発信しているのです。ちょうどこの時ナギたちが妨害電波でオトメたちのマテリアライズを解除したのと同じことをやったわけです。
真祖様のフリーズ現象やこの後アリカとマシロが手を繋ぐ(つまり無線接続ではなく有線接続を行った)ことで認証を回復したのを見てもわかりますが、実はGEMのシステムに共通する弱点は妨害電波だったんですね。誰かもっと早く気付け

ミドリちゃんたちアスワド4の乱入も熱い。REMのタイムカウントが∞になっていたのはヨーコ先生の力によるものなのでしょう。ガルデローベの所有する科学力がどれだけ大きな存在なのかがよく現れています。
全体を通して見ると、ミドリちゃんが一番スターシステムっぽい感じでしたね。デザインと自分の正義を貫く激しい気性はそのままですが性格は最後まで頭領のままでした。しっかしまぁ愕天王はまたえらくシンプルなデザインになられて……。

最後まで小悪党であり続けたトモエもここに来てついに撃墜。イマイチやる気の窺えないナギたちのぶんまで一生懸命悪役やっていましたが、さすがにラスボスにはなれませんでした。
その代わりと言っては何ですが、ドロンボー一家的な属性がすっかり身に付いたようです。
そう、たとえ悪役でもギャグキャラは死なないのです。
あれだけ高いところから墜落しても大丈夫! いやぁ、継続は力なりとはよく言ったものですね! ……英才教育の果てがこれではマルグリット家の将来が心配です。


最後のアリカとレナの別れは実にいい。脚本・演出の底力が遺憾なく発揮されていました。声の無い最後の一言などは王道の演出ですが、正しく使えばその破壊力はこのとおり凄まじいものに。
2chのキャラスレを読んで知ったのですが、アリカはあの部屋に突入する前と後には「お母さん」と言っているのに部屋の中では一度も「お母さん」と言っていないのですね。こういう細かいところにまで気を使っているということは、それだけこのシーンを重視し力を注いでいたのでしょう。
アリカの心中を察し、涙を流しながら破壊命令を出すマシロ。今までで一番マシロの成長が現れていたシーンです。他人の気持ちを理解し、自分が罪を背負うことで相手を楽にしようとする。まさに王の為すべき行い。全ての民のためにこれができるようになれば、血筋などに頼らずとも素晴らしい王となれるのは間違いないでしょう。
真・蒼天のローブは……悪くはないのですが、あまりアリカらしくないようなw 髪型まで変わってしまったせいかもしれませんがね。

そして最後は最大の難関にして最終目標、ジャイアントニナの出現でヒキです。とことん盛り上げるなー。

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第24話 あなたのために…

2006–03–28 (Tue) 23:57
豪快に遅れましたが、感想いってみましょう。

いやはや、なんだかんだ言ってもこのスタッフの底力は凄い。最終決戦に向けて怒濤の盛り上がりを見せてくれました。
ここに来てわずか一話でキャラが立ったオトメが大勢……贅沢と言うかもったいないと言うか。サラ・ギャラガーとロザリー・クローデルは特にいい味出してましたね。
ロザリーといえば、寿引退の真相は政略結婚だったそうで。国王のオトメが政略結婚ということは、マスターであるフロリンスのシャルル国王が外交カードの一枚として彼女を差し出したということです。アカネの任命式の時といい、ロクなイメージがありませんなこのオッサンは。政治家としては間違ってはいないのでしょうが……。ロザリーはよく戻ってきてくれたものです。あの性格からするとどこぞの貴族の奥さんやってるよりはオトメのほうが性に合ってるのかもしれません。

そのアカネですが……何やってんのあんたら(つ∀`)
むしろナオあたりならまだやってなかったのあんたらとか言いそうですが。
きっといざ事に及ぼうとするたびにトラブルに見舞われていたのでしょうね。
「うわー、火事だー!」
「うわー、地震だー!」
「うわー、シュバルツだー!」
「うわー、ミユだー!」
……うん、いいギャグ担当だ。
マイスター服のままだったところを見ると、案の定かっつかつの逃亡生活を送っていたようです。着の身着のままの逃亡劇でしたし。単なるプレイであった可能性も否定できませんがw
予想どおりアスワドの襲撃により有力貴族が全滅したカルデアの新皇帝となるべく拉致されたカズくん。そして取り残されたアカネの前に現れた最後の五柱、マーヤ・ブライス。清恋の孔雀石ローブは無事おがめそうですね。個人的にはロザリーと戦いながら恥ずかしい愚痴合戦でもしてほしいところです。
……そういえばシホも貴石を持ち逃げしたとか。チエさんが前線に出た今、恐らくアオイを救出するのが彼女の頼まれ事なのでしょうね。このまま戦争が終わったとして、シャルル王はどうするつもりなのでしょうか。正直どの娘も地雷っぽい

ニナ爆発。ま、もともとセルゲイのことしか考えていない娘でしたからこうなるのはある意味必然だったのかもしれませんが……ベッドをともにした後でもハルモニウムを使えたところからすると、情事には及んでいないのでしょうか? まぁどっちだとしてもセルゲイは叩かれそうですが(笑)
ハルモニウムは時間や空間すら操れる……とか何とか言っていましたが、実際のところそこまで万能ではないようです。なぜなら瀕死のセルゲイの時間を停め、延命を図るに留まっているからです。もし本当に自由に時間を操れるのなら、セルゲイの肉体の時間を停めるより負傷する前まで巻き戻せば済む話ですから。ハルモニウムを用いてもいわゆる復活エンドは発生しなさそうです。

トモエがニナに向けた言ったことは正論です。が、どう見てもロクな死に方できないよ君……しかしどこまでも小悪党を貫き通す姿には好感を抱きます。行動原理が果てしなく小物なのがステキ極まりない。以前にも書きましたが、うっかり力を手にしてしまった子供代表がこのトモエだと思うのですよ。

アリカはあっさり修業を終えていました。これは正解でしょうね。このタイミングで修業シーンなんてやられても困りますし、もっと言ってしまえば修業シーン自体不要です。たとえ中盤だったとしても、オトメになるための学業ならともかく戦闘訓練をダラダラやるような物語ではありませんから。
ただ、やはり状況からして命が戦うことはなさそうです。舞衣がどう出るかがポイントといったところでしょうか。

レジスタンスの蜂起。超弩級潜砂空母スズシロ出撃。修業を終えたアリカ・マシロの帰還。
最後の連続二話放送が楽しみです。

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第23話 不思議の谷のアリカ

2006–03–17 (Fri) 21:05
満を持して?のご登場、惨事の申し子前作主人公にして悲劇のオトメ、舞衣姫です!


……うわ、ノンキな生活してやがる!? ある意味予想どおりだけど!
まさかホントにエレメントで料理作ってるとは……。もっとも、実はこのシーン自体が舞衣の出した答えでもあるわけですが。
オトメの力なんてのはしょせん道具に過ぎず、それを使って食材を焼こうがスレイブを焼こうが使い手の自由なわけです。もちろん中にはその力をもって人を傷つける者もいるわけですが、それはオトメ以前に人としてアウトなことですしね。ミドリちゃん同様、すでに自分の力の使い方を見いだした「アリカの導き手」の一人でした。
オトメグラフに書かれていた内容はやはり脚色されまくった伝説だったようです。一国の王女にして五柱にまで選ばれたオトメが失踪したのですから、「いかにもそれらしい動機」が求められたりそれに尾ひれがついたりするのは当然ですけど……結局のところ舞衣が飛び出した(というか旅行に出た)本当の理由は何だったんでしょう? 案の定セルゲイは関係なさそうですが、恋に引き裂かれた云々と言われても否定はしませんでしたしねぇ。

命は水晶の媛と来ましたか。乙HiMEではなくHiMEのようですね。ただどのみち前作の命とは別人のようですが(年齢や前作の流れと一致しないので)。
……考えてみると、命って前作でも真の能力がはっきりしないままなんですよねぇ。ミロクも巳六も黒曜から与えられた物のようでしたし、実際アニメブックでもミロクにだけは命のエレメントという記述がされていませんでした。
今作ではどうなるのでしょうか。舞衣はともかく、命には下界に出て行って戦う理由がないんですよねぇ……。
アリカと一緒になっておかわりを要求する姿はなかなかいい感じでしたが。というか命と同レベルでいいのか、アリカ(笑)

ナツキ……あんたホンマ期待を裏切らないお方やでぇ(つ∀`) 真祖様はきっとマスターのなり手がないのが見えていたから彼女を五柱に(ry
どこまでもギャグ担当だった二人ですが、ここでようやくガルデローベに帰還することに。マテリアライズはできないままですがカルデアの壊滅、ハルモニウムの起動、各国の要人が勢揃いしたエアリーズへの攻撃と、ナギの暴挙が明るみに出た……というか隠す気もなくなったことで他国の協力が得られるようになったと確信した上での判断でしょう。
でも貴女はナオが一緒じゃなかったら速攻で捕まって終わりだと思うよ、がくえんちょ。

ミユは相変らずいい役どころですなー。アリカの食欲までほめる親馬鹿っぷり。でもそれって幼児に対して向ける言葉のような気がw
まぁミユの存在してきた時間の長さを考えれば10代も赤ん坊も一緒なんでしょうけどね。
己の出自を聞いたマシロに対する容赦の無さはもう最高です。さすがロボ子。ちゃんとフォローを入れておくということも長年の経験から学習したのでしょうな。
彼女の言った「あの方」という言葉は上手いですね。前作のアリッサ・シアーズとも、今作のレナ・セイヤーズとも受け取れるセリフです。どちらだとしても意味が通じますから。こういったところの上手さはさすがです。
叩き売られた蒼天の青玉を回収、アリカに持たせたのはアリカのことしか考えていないからか……と思ったんですが、よく考えてみるとそうでもないんですね。15年前、ミユがヴィントブルームに着いた時にはもう全ては終わった後だったそうです。つまりミユも「蒼天の青玉」が王女の証としてニナに持たされたものだとは知らなかったわけです。
……ニナはまずハルモニウムで自分のツキのなさを改善すべきだと思います、セルゲイさん!!

ニナといえば、彼女とアリカの出自はやはり前の記事で書いたとおりでしたね。まぁ明らかになったというよりはようやく正式に断言されたといったところですが。
彼女は以前から「お父様の望みを叶えること=自分の望み」でしたが、それがどんどん悪い方向に流れてますなぁ。自分で考えることを放棄していてはいつまで経っても不幸なままですぞ?


ここに来ていろいろなことが明らかになりました。
この怒濤の説明っぷりはKEY THE METAL IDOLの14話を思い出してちょっと不安なものがありますが……。舞衣と命の扱いにはよっぽど苦心したのでしょうね。
舞衣、命、ミユが揃って味方につけば、ハルモニウムを除けばせいぜいシュバルツくらいしかまともな戦力がないナギ一党など敵ではありません。
が、彼女たちは表立って戦ったりはしないでしょう。
舞衣はジパングを、巧海を救うために出てくるでしょうが、そのまま国に戻ったりはしないと思いますし必要以上に暴れることはないでしょう。今の巧海のそばには頼りになる女の子がいますしね。
ミユはアリカを大切にしてはいますが、逆に言えば彼女が望まないかぎり国家間の争いなんぞに手を出したりはしません。そして立派なオトメを目指すアリカがミユに頼ることはないでしょう。まぁ、ニナを止めに行く時に戦いの巻き添えになる人が出ないよう頼むくらいはするかもしれませんが。

とは言え、戦力バランスが取れていないことに変わりはありません。アスワドはマシロたちの味方になりましたし、ハルモニウム(ニナ)はアリカが何とかするでしょう。
……オトメ連合や五柱に活躍の場は残されているのでしょうか?

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第22話 ホロビノウタ

2006–03–10 (Fri) 22:57
これまた怒濤の展開ですなー。今作は前作に比べると地味でインパクトに欠けていたものの、同じくらい取り返しの付かない状況になっていたのでそれが一気に表面化した感じですね。


セルゲイとアリカのやり取りが密かに格好いい。いろいろと優柔不断である意味一番のダメ人間だったセルゲイですが、今回ので盛り返した気が。ニナに対する「父親としての」愛情は想像以上に強固なものだったんですねぇ。まぁそれがニナを追い詰めているんですけど。
アリカに銃を向けたセルゲイの表情と、それを見つめ返すアリカの表情は秀逸。

トモエたちは……その、なんだ。そりゃ人間見た目だけじゃないけどね? オトメ、いやさ乙女としてはもうちょっと外見にも気を配ったほうがね?
まさか中に人が入ってるのに飛行形態に変形するとは……。骨折とかしないようにはできてるんでしょうけど。「私は人間をやめるわアリカァーーーッ!!」
それはともかく、お家芸の狂気面で小悪党っぷりをいかんなく発揮するトモエが素敵でした。裏で策略を巡らせるタイプかと思ったら実は力さえあれば自ら暴れちゃう人だったのね。
世界情勢が緊迫しきった現状でマイスターローブvsワルキューレローブという派手かつ強力な戦闘をしながら、喋ってる内容といえば学生時代のイジメについての自白。ステキすぎるぜトモエ。新型GEMなんか手に入れて悪の大物になってしてしまうのかと危惧していたけど、杞憂だったよ。
ただ本来はこういうほうが普通なんでしょうね。英才教育を受けているとはいえ、まだ学生ですし。学園に取り残されたまま不意に力だけを手に入れ、命令にさえ従っていれば欲しいものも手に入る。プライドだけが高い子供はすでに自分が「戦争」に首を突っ込んでいることを理解していないのかもしれません。

命令違反をとがめる機能まで完備しているワルキューレローブ。高性能ですなー。柔軟性がないから状況によっては困ったことになりそうな気もしますが。チエさんてばこんなもの着ちゃってこれからどうするんでしょうか。せっかくアオイが生きてたのに。

アスワドVの皆さんの強さはもうドキドキものですよ。一口にマイスターと言ってもその実力はまちまちなのでしょうが、それでもあれだけのマイスター軍団をたった五人で壊滅させてしまうとは……。これだけの力があるからこそアスワドは今まで生き延びてこられたんですねぇ。
ところでカルデアの皇帝と国中のオトメ&マスターが死んだということは、アカネ&カズくん再登場のお膳立ては完璧ということですよね? ダブルトンファーによるスレイブ撲殺祭りに期待してますよ?

そして再び猛威を振るうMIYU。高次物質化能力を武器とする限り、彼女は最大のジョーカーであり続けるということですな。前作とはOS(?)が微妙に違うので同一存在とは限りませんが。どうせなら剣ではなくドリルを披露して欲しかったトコロ。
何でもできる力?を手に入れた真ゲッターニナと全能力を解放したミユの衝突は燃えますなぁ。これでまたどこかへ強制移動となるのはさすがにどうかと思いますが。
そして来ました燃やす闘魂。大方の予想どおりラスト数秒にのみ現れた最強の火雌……じゃなくて姫。次週は落ち込むアリカにアドバイスを、追ってきたトモエたちにカグツチを与えるのでしょうか? トモエに最期の引導を渡すのはシズルのような気もしますが……。


ようやく話の落とし所が見えてきましたね。

・アリカの(さしあたっての)目的は暗黒面に落ちたニナを救うこと。殺すのではなく、それ以外のやり方でマスターの危険を取り除くこと。セルゲイのことはまだしも、エルスの件がある以上はもう元通りの関係にはなれないでしょう。しかしこれは立派なオトメになるには避けて通れない道です。これを切り抜けて初めて最初の一歩を踏み出せると言ってもいいかもしれません。

・ニナは強大な、それでいて倒してしまうわけにはいかないラスボス。他のオトメたちはともかくアリカはニナを殺そうとはしないでしょうしね。ハルモニウム関連のゴタゴタが解決したら……それでもナギのオトメとして務め上げるのでしょうか? でも今回はナギが無罪放免となることは無理そうな気が……ほとぼりが冷めるまで一緒に逃亡生活? うわ、想像できねぇ。

※ハルモニウムの、そしてミユの反応で二人の出自ははっきりしたと言えそうです。
 アリカはレナ・セイヤーズの娘。
 ニナはヴィントブルームの王女。
もしこれが逆でミユはレナに王女を守るよう頼まれたからアリカを守っているだけだとしたら、彼女がレナの娘であるニナに何の反応も示さないのは不自然ですからね。

・マシロは相変らず出自不明のままですが、立派な女王としての自覚はすでに芽生えました。後は経験と能力が追いつくのを待つだけです。まずは混乱した世界情勢を収め、ヴィントブルーム王女の座に返り咲くのが彼女の最初の試練ですね。ナツキたちをはじめサポート役を務めてくれる人は大勢いますから大丈夫でしょうが。

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